中国国有企業が初のデフォルト 天威保変、利払い不能に

4月 28th, 2015

中国の保定天威保変電気(600550.SS: 株価, 企業情報, レポート)は21日、期限までに社債の金利支払いができないと明らかにした。国有企業関連では初のデフォルト(債務不履行)となる。低格付けの債券に対し、中国当局が政府保証を徐々に縮小し、デフォルトを容認している構図が浮き彫りとなった。
天威保変の声明が決済機関のウェブサイトに掲載された。
中国本土で上場企業が利払い不能に陥るのはこれで3件目だが、国有企業では初となる。
天威保変は16日に、8550万元(1380万ドル)の利払いができない可能性があると投資家に警告していた。
デフォルトとなったのは15億元の5年物社債。2016年償還で表面利率は5.7%。格付けは当初AAプラスだったが、後にBBに引き下げられた。
天威保変は国有企業、中国南方工業集団の完全子会社である保定天威集団が株式の23%を保有している。
中国南方工業のある社員はロイターの取材に対し、保定天威が子会社であることを認めたものの、「われわれはこの件に関し全く関係ない」と述べた。中国南方工業が支援に乗り出す可能性は低いとみられている。
市場関係者らは、週末の中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率引き下げにより、市場の流動性は潤沢で、デフォルトによる市場への影響は限定的と話している。[上海 21日 ロイター]

ついに国営企業がデフォルト。年内にあと何件出るか楽しみである。

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